PROJECT CROSS TALK
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プロジェクト座談会
SPECIAL OTHER 現場仕事はおもしろい!
SPECIAL OTHER
SPECIAL OTHER 現場仕事はおもしろい!
現場仕事はおもしろい!

大工と施工管理が語る、
考え尽くして納める喜び。

答えはひとつじゃない。
現場の数だけ、成長の可能性。

大工と施工管理が連携することで、高品質な建物をつくる。それが、SAWAMURAの現場仕事の特長です。SAWAMURA初の社内大工となった西田と、コミュニケーションを大切にする施工管理の河田。二人が建築の道へ進んだきっかけや、印象に残るプロジェクト、SAWAMURAだから味わえる現場仕事の魅力について語ってもらいました。

西田

住環境グループ

リフォーム課 大工

西田 |

2021年中途入社

西田さんってどんな人?

新築工事を経験してきた西田さんは、丁寧に作業することが体にしっかりと染み付いています。現場で臨機応変に対応する姿を見ても、お客様は安心すると思います。僕も安心して任せられるので、いつも頼らせてもらっています。by 河田

河田

住環境グループ

リフォーム課 施工管理

河田 |

2016年新卒入社

河田さんってどんな人?

河田さんは、いい意味で軽い人です。一人で抱え込まずに、現場の僕や職人さんの意見をどんどん取り入れながら、軽やかに進めていくタイプの施工管理。話し上手で聞き上手。だから、一緒に仕事していて楽しいんです。by 西田

PROJECT
CROSS TALK

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06

SPECIAL OTHER

01:かっこいい!がすべてのはじまり。

河田:
西田さんが大工になりたいと思ったきっかけは?

西田:
きっかけは、小学生の時にテレビで観た大工さんのドキュメンタリー番組です。シンプルに、かっこいいなと思ったんです。それから中学生になり、授業で職場体験をさせてもらって、大工になりたい気持ちが大きくなっていきました。河田さんは?

河田:
僕も最初は大工さんになりたいと思いました。幼稚園の時に木材を使って、みんなで何かをつくった体験が楽しかったことがきっかけだったような。その後、中学生1年生の時に実家の新築工事を目の当たりにしたのが決め手になりました。実際の現場では大工さんだけじゃなくて、いろんな職人さんがいるわけで、みんなかっこよかったんです。しかも家を一軒つくるのってこんなに早くできるの!?というくらい、どんどん完成に近づいていく。その衝撃が、憧れに変わったんでしょうね。自分もやってみたいって。そして現在僕は施工管理をしていますが、西田さんは大工一本なんですよね。

西田:
そうですね。高校入学時もずっと大工になろうと決めていました。しかも大工は特定の資格がなくても就職活動できるので、それなら早く現場に出たほうがいいだろうと考えたんです。

02:体を動かし、みんなで意見を
言い合いながらビシッと納める。

河田:
ちなみに「納める」というのは、「きっちり仕上げる」といった意味の建築用語ですね。建築の現場というのは、「夏は暑く、冬は寒い」ということもしばしば。時に過酷な環境で工事することもありますが、それでも現場仕事がおもしろいのは、どうしてなんでしょうね?

西田:
単純に体を動かすことが好きな人には、楽しいんじゃないかと思います。そのうえで、現場では日に日に建物が完成していく。やりがいや達成感は常に感じられる仕事ですね。

河田:
そうですね。現場の仕事は、特にリフォームの仕事でもよくあることですが、決まったことだけを繰り返す仕事じゃないから飽きることがありません。屋根の中や床の下など、開けてみて初めていろんな問題点が出てきます。その問題を解決するために、現場の大工や職人と話し合いながら進めていくことが醍醐味であり、この仕事をしてていちばん楽しい瞬間ですね。

03:できるかな。やるしかない。
ドキドキするけどワクワクする。

西田:
河田さんの中で、どんな現場が印象に残っていますか?

河田:
茅葺屋根の木造改修工事ですね。古い建物なので、現代の一般的な木造の構造とは少し違っていて基礎がなく、おまけに大黒柱がシロアリに半分以上食べられている始末…。風が吹くたびに、建物がきしんで揺れてヒヤヒヤものでしたよ。室内から天井を見上げると茅葺が見え、勾配天井の板貼り仕上げだったので、どう納めようか大工さんと相談しながら進めたり、変わった建具や古い建具を再利用するなど、初めて経験することも多くいい勉強になりました。西田さんは?

着工前の茅葺屋根の様子

古い柱を再利用した、施工後の茅葺屋根の様子

西田:
約半年かかったY様邸のリノベーション工事です。いくら古い建物とはいえ、築200年は初めて。建物のゆがみもひどく、柱が悪いところで6センチ倒れていました。その柱を直しながら、家の補強もしていく作業となりました。リフォームは、もともとの家の形に合わせていくことも大切なので、それをどう合わせていくかを考える楽しさもあります。そして、そのやり方は、大工が10人いれば10通りのやり方がある。家をよくしていく答えは一つじゃないんです。現場を経験するたびに、どんどん自分の手数が増えていく、そんなおもしろさもありますね。

既存の柱を残しながら木工事を進める様子

既存の欄間を壁面のアクセントに活用

04:現場でのコミュニケーションが、
質の高い建物をつくる。

西田:
SAWAMURAは、業種や部署が違う社員同士も仲が良く、コミュニケーションがよくとれている会社だなと思います。普段からよく会話するから、仕事でも聞きやすかったり、教えてもらいやすい環境ができているんですよね。僕らリフォーム課の現場でも、大工と施工管理が密に連携し、より質の高い建物づくりをめざしています。

河田:
そうですね。現場仕事において、コミュニケーションは本当に大切。たとえば、現場でお客様が西田さんに直接「こうしてほしい」っていう依頼をされた時に、それを施工管理の僕が知らないままだと、どんな建物に仕上げるかというところで話が食い違ってくるわけです。どんな小さなことでもその都度報告しあうことで、スムーズに工事を進めていくことが、質の高い建物づくりの基本になりますね。

西田:
現場では毎日何かしらの疑問が生まれたり、図面の通りに納まらない箇所も出てきたりします。次々と出てくる問題を、その場で解決していけるのが僕らの強みですね。金額面を考慮した材料選びや納め方、急な現場対応ができるのも社内大工ならではだと思います。

河田:
対応が早ければ早いほど、お客様にも安心していただけますからね。

04:夢がひろがるSAWAMURAの現場。

西田:
河田さんは、これからどんな現場に入ってみたいですか?

河田:
今までやったことのない、こだわりにこだわった建物をやってみたいですね。究極的に難しい案件をしっかり納めて、SAWAMURAを代表する施工実績をつくりたいです。西田さんは?

西田:
僕は、現場を監理できる大工になりたいです。そしてSAWAMURAの現場に関わってくれる職人みんなが潤う環境をつくりたいんです。若い人に大工の魅力が伝わるような現場をつくることで、大工になりたい人が増えたら最高ですね。